五十肩(肩関節周囲炎)

 肩周りの痛み(炎症)の事をいいます。

※肩をぶつけるなどをして肩の損傷から痛みがある場合を除く。

その原因は腕や肩、脇の筋肉の緊張です。

脇の筋肉が緊張する→肩関節が狭くなる

→肩を動かす時に神経を圧迫する(主に腋窩神経)事で痛みとなります。
さらに頚椎や胸椎を引っ張りさらに症状が悪化しています。


腕をあげる時に特に伸びなければいけないのは上腕三頭筋や小円筋、大円筋といわれる筋肉です。

三頭筋
三頭筋

 またリンパ節や腕の血流も悪くなり収縮した筋肉の回復が遅れ、さらに症状が長引いてしまいます。

 

~施術内容~
・上腕三頭筋や大円筋、小円筋を緩める

・リンパ調整  

やはり緩めるべき筋肉をゆるめ神経の圧迫(脊椎の歪み)などを調整して行くことが必要です。そうすることでかなりの症状軽減が見込まれます。
五十肩はできるだけ早く施術を受けられる事をおすすめします。

 

病院では

「五十肩はほっておけばいつかは痛みがなくなる物だから(脳が麻痺する?)気長に付き合ってください」との事ですが、ひどくなると寝る事もできなくなります。
また痛い肩を無理にでも動かさないと、筋が固まってしまい痛みが取れても腕が上がりにくくなってしまう事があります。関節が固まってしまい、原因となる筋肉の緊張をとってもすぐには動かないことがあります。

3ヶ月4ヶ月と症状をもっているとそれだけ施術の回数が必要になる傾向があります。

※ストレスが強い方はすぐに、上腕三頭筋や小円筋、大円筋が硬くなりなかな症状が改善されないことがあります。

 

 下の写真は3回の施術で腕がだいぶ上がるようになった写真です。

痛みが出現して5か月経過しているのでかなり深部の筋まで硬くなってしまい、完全に上がるまでには期間がかかります。

ただ、生活での痛みはかなり減少するので、寝起きや服を着替えるのがだいぶ楽になられたそうです。